<直前特集>明日朝NZ中銀理事会 状況の大きく違う豪ドルとNZドルの今後の動きは?

ブログ名:山岡 和雅
 オセアニア通貨として同じような動きをすることの多い豪ドルとNZドル。 しかし、ここにきて両国を取り巻く状況が大きく変化しつつある。  明日朝6時にNZ中銀金融政策理事会の結果発表を控える中、両国を取り巻く状況についてまとめてみたい。  まず、このところ売りが目立っている豪ドルに関して。  売りの背景に見られるのは、主要輸出品である鉄鉱石価格の急激な下落。  おもな輸出先である中国での建設ブームもあって昨年夏ごろから価格上昇が続いていた鉄鉱石。 大連先物市場での鉄鉱石価格動向をみると、 2月21日に直近の高値である741.5元を記録。その後も高値圏で推移が続き 3月16日に735元を付けているが、そこから急激な下落を見せている。 先週5月5日に445.5元と、ひと月半ほどで約40%という暴落に。 その後も安値圏での推移が続いている。  最新データである3月の貿易統計を見てみると、 豪州の商品輸出の実に31%が鉄鉱石を中心とした鉱物資源関連であり、 この価格低下が豪経済に大きな影響を与えることがわかる。  一方、同じく資源国としてとらえられるNZであるが 主力の輸出品は牛乳及び乳製品。 こちらも輸出の3割以上を占めており 豪州にとっての鉄鉱石と同じような立ち位置にある。 (天然資源では全くなく、本来資源国としてとらえることが間違いではあるが・・・)  その牛乳価格であるが 同国を代表する企業であり、世界最大級の乳製品関連会社であるフォンテラが主催する 乳製品の電子オークション(月2回開催)での牛乳価格指数の数字を見ると 3月21日開催オークションから、直近5月2日開催オークションまで 4開催連続で価格が上昇中。  昨年8月に514まで下がっていた指数は、直近で倍以上の1055まで上がってきている。 豪州とは逆にかなりの好状況。  その他経済の状況もかなり好調で 今月9日に発表されたIMF(国際通貨基金)の4条協議に基づく見解では 住宅価格の上昇、住宅ローンの伸びの力強さが指摘され 同国の経済成長は短期的にトレンドを上回る推移を見込むと かなりの強気な評価となっている。  明日朝の理事会では同国にとって史上最低金利である1.75%での金利据え置きが見込まれるが 声明などで今後についてより前向きな発言が出てくる可能性は十分にある状況。  豪ドルとは対照的に、NZドルの上昇ポテンシャルは期待できそうである。

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