急速に広がる3月の利上げ期待がドルを押し上げる

ブログ名:山岡 和雅
ここにきて急速に3月の利上げ期待が広がっています。 米要人による前向きな発言が続き、先週末ぐらいからじりじりと上がっていましたが、28日の二人の(おそらく正確にはそのうち一人の)発言を受けて、期待感が急騰。 27日時点で31%だったCMEFEDWATCHの利上げ確率は一時62%へ、金利先物市場からの計算では82%までと利上げをしっかり織り込む動きが出てきています。 昨日はダドリーNY連銀総裁とウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁の発言が報じられました。 ともに比較的ハト派で知られる総裁。 ダドリー総裁はテレビ番組に出演し、「金融引き締めの必要性がかなり切迫、利上げ時期が比較的近い」と発言。11月のFOMC議事要旨で同様の表現があり、その次12月のFOMCで利上げを実施した経緯があるだけに、ダドリー総裁の発言は、利上げを強く示唆したものというとらえ方になりました。 NY連銀は米国の金融政策の実務を担う重要な連銀で、他の地区連銀とは違い、FOMCでの投票権を常に有しています。また、連銀総裁はFOMCの副議長(FRB副議長とは別職です)も兼ねるなど、まさにFOMCでの最重要要人の一人。 こうした立場もあって、基本的には慎重な人だけに、今回の発言のインパクトがありました。 なお、ウィリアムズ総裁は「3月のFOMCで利上げについてきわめて真剣に考慮」と発言。同総裁は今年のFOMCでの投票権を持っていませんが、元々ハト派だけに、こちらも市場の期待を後押し。 サンフランシスコ連銀はイエレン議長がウィリアムズ総裁の前に総裁を務めていたところで、イエレン議長は同連銀の分析力を高く評価しているとのうわさもありますので、こちらも意外と効いた可能性はあります。 こうした流れの中、明後日3日にはイエレン議長が講演を行います。 実は4日からFRBはブラックアウト期間(FOMC前の一定期間金融政策関連の発言が禁止される期間)となりますので、3日のイエレン発言が当局者関連ではおそらく最後の材料となります。 ここでも前向き姿勢が見られると、3月の利上げ期待はさらに強まります。 まぁ昨日は0.1%だけ落ちたとはいえ、それまでダウ平均が12連騰するなど米株式市場が好調、雇用も好調という中で、今利上げしないといつするのという雰囲気になっているのかもしれません。

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このブログの著者:山岡 和雅のダックビル為替研究所
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