注目はドットチャート<FOMC直前まとめ>

ブログ名:山岡 和雅
本日午前3時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果及びFOMC参加メンバーの経済見通し(プロジェクション)が発表され、同3時半にイエレン議長が記者会見を行います。    0.25%の利上げはほぼ確定的となっており、波乱要素は少ないです(もし、万が一見送った場合は、市場はパニックになると思われます)。  注目はプロジェクションの中でも、参加メンバーそれぞれの年末時点での政策金利水準をドットで示したいわゆるドットチャート。  プロジェクションは年8回あるFOMCのうち、半分の4回、3月6月9月12月のFOMCで示されます。  前回12月時点でのプロジェクションでは、政策金利見通しの、2017年末の中央値は1.4%、18年末の中央値は2.1%でした。(表では下二桁目を四捨五入なので1.25%~1.50%の平均値1.375%と2.00%~2.25%の平均値2.125%の意味です)。実際のドットチャートを見てみると、1.25%~1.50%に最大の6名。その前後0.25%にともに3名ずつという状況です。 1.25%~1.50%ということは、今年3回の利上げということになります。なお、18年末の2.125%とは、そこから18年中も3回の利上げです。ただし、18年に関しては、最も見通しとして多いのは1.75%~2.00%で5名。2.00%~2.25%は3名しかいませんが、1.75%より低い見方をしているメンバーが2名なのに対して、2.25%よりも高い見方をしている メンバーが7名いますので、中央値としては2.00%-2.25%となっています。  今回、この見通しがどうなるのかが注目されています。 今年中に4回、要は1.50%~1.75%が中央値となってくるようだと、大きなドル買いになります。逆に変わらず、年3回が主流となりますと、金利市場ではすでに25%ぐらいが年4回を織り込んでいますので、その分の反動が出ます。  なお17年に1.9%、18年に2.0%としているPCEデフレータ(インフレターゲットの対象物価指数)に変化があるのかも注目。今年中にターゲットである2.0%に到達してくるようだと、利上げペースが拡大してくる可能性があります。 (なお、それなりに先の予想はデフレ下などを除いて基本的に2.0%になります。2.0%がターゲットであり、その実現に向けていろいろな政策調整を行うという前提でFOMCが動いているからです。ようは、これが2.5%とかになっているようだと、そんな予想をのんびり立ててないで、ちゃんと利上げしろって言われるということです)  基本的に慎重なイエレン議長の会見で、先についてあまり強い姿勢が示されるとは考えにくいですが、質疑応答などで前向きな姿勢が強調される可能性は十分ありますので、このあたりも要注意です。

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